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JA全農、台湾子会社を設置


ニュース 農林水産 作成日:2018年8月6日_記事番号:T00078537

JA全農、台湾子会社を設置

 全国農業協同組合連合会(JA全農)は3日、今年5月より営業を開始した台湾子会社、台湾全農国際(台湾全農インターナショナル、台北市信義区)の開設式典を行った。同子会社はJA台湾事務所を併設する予定で、現在申請を行っている。

 台湾子会社の設置は、日本産農畜産物の輸出からリテールまでのサプライチェーン構築が目的。▽日本の農畜産物とその加工品、食品、飲料(酒類含む)などの輸入と台湾内での営業・加工・販売、および第三国への輸出▽台湾の取引先との出資・提携に関する業務▽農畜産物、食品などにかかわる調査、情報提供──などを手掛ける。

 JA全農によると、台湾は日本の農畜産物の輸出先として香港、米国に次ぐ3位。2017年は輸出総額の13.2%を占めた。日本産牛肉は昨年9月に台湾輸入が解禁され、今年1~5月の日本産牛肉の輸出額全体の2割を台湾が占めた。今後の拡大も期待できるとしている。

 JAグループは今年4月に香港現地法人を設置、5月には全農グリーンリソース・タイに担当者を配置するなど、日本産農畜産物のアジア向け輸出拡大に注力している。