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作成日：2008年6月3日_記事番号：T00007854
遠東航空の域内５路線、運航権取り消し
交通部民用航空局は２日、遠東航空（ファーイースタン・エア・トランスポート）の経営状況に改善が見られないことを受け、域内５路線の運航権回収を決めた。同局は航空業界各社に回収した運航権を再割り当てする方向で交渉を行う。３日付工商時報が伝えた。
張国政民用航空局長は「国際線に関しては６月15日を最終期限とし、遠東航空に最後の機会を与える」と述べた。
回収された路線は台北発着の高雄、台東、花蓮、金門、馬公の各線。行政手続き法の規定に基づき、遠東航空には５日間の意見申し立て期間が認められるため、正式な回収期日は７日となる。
遠東航空の国際路線には、日本へのチャーター便のほか、済州島、パラオ、バリ島、ハノイなどがある。国際線の運航権も回収されれば、同社は運航再開の道が絶たれる。
