ニュース 電子 作成日:2018年8月7日_記事番号:T00078547
中国半導体大手、紫光集団(チンホア・ユニグループ)傘下の長江存儲科技(YMTC)はこのほど、64層の3D NAND型フラッシュメモリーを独自開発し、特許を取得した。来年にも生産ラインを設置し、2020年から量産に入る見通しだ。3D NAND型フラッシュメモリーは最近相場が弱含んでおり、YMTCが量産を開始すれば、台湾メーカーへの影響が懸念される。
7日付経済日報は、台湾で「NAND関連銘柄」と称されるコントローラーIC大手の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)、メモリーモジュールの威剛科技(Aデータ・テクノロジー)について、「株価への影響は観察に値する」と指摘した。
一方、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、南茂科技(チップモス・テクノロジーズ)は受注が見込めるため、YMTCによる量産で恩恵を受けるとみられている。
チップモスは昨年、中国子会社の宏茂微電子(上海)の株式約55%を紫光集団などに売却し、紫光陣営に加わっている。
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