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HTC、Q2赤字に再転落


ニュース 電子 作成日:2018年8月7日_記事番号:T00078549

HTC、Q2赤字に再転落

 スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が6日発表した第2四半期純損失は20億8,500万台湾元(約76億円)で、再び赤字に転落した。第1四半期に黒字転換したのは、グーグルのスマホ「Pixel(ピクセル)」受託生産部門の売却益を計上したためだった。7日付工商時報などが報じた。

 第2四半期の連結売上高は67億7,400万元で、前期比22%減、前年同期比58%減少した。一方、粗利益率は2.7%と、昨年第3四半期以来のプラスに転じた。スマホの在庫一掃、機種の絞り込みで安定した上、バーチャルリアリティー(VR)端末業務が成長している。営業損失は34億3,600万元と、前期の49億元から大幅に縮小した。

 7月連結売上高は13億9,900万元で、前月比37.27%減、前年同月比77.41%減となり、2005年以降で最低だった。スマホ新旗艦機種「U12+(U12プラス)」の売れ行きが不調だった。