ニュース 機械 作成日:2018年8月7日_記事番号:T00078553
米金融大手、モルガン・スタンレーは6日、工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の投資判断を3段階で真ん中の「ホールド(中立)」から最下位の「セル(売り)」に格下げ、目標株価を291台湾元(約1,056円)から250元に引き下げた。米中貿易戦争の影響でハイウィンの2019年業績見通しに不確実性が高まったと判断した。7日付工商時報が報じた。
ハイウィンの卓永財董事長は、同社は顧客を分散しており、工作機械向けはハイエンド製品が中心と説明。米国は、中国政府が製造業の高度化を目指して推進する産業育成政策「中国製造2025(メード・イン・チャイナ2025)」を阻止するために貿易戦争を仕掛けたが、中国の政策推進を加速させ、ミドル~ハイエンド製品の需要増をもたらすため、同社にとってはむしろチャンスで、今年の業績見通しを依然楽観視していると述べた。
ハイウィンが同日発表した7月連結売上高は28億1,100万元と前年同月比54.27%増加し、単月の過去最高を更新した。1~7月も171億4,500万元と前年同期比52.74%増加し、同期の過去最高を記録した。
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