ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年8月7日_記事番号:T00078554
自動車大手、裕隆集団傘下の上場4社は6日までに上半期決算を発表し、全体として中国事業の好調が業績を下支えした。7日付工商時報が伝えた。
裕隆汽車製造(ユーロン・モーター)の上半期売上高は、前年同期比8.2%減の442億1,600万台湾元(約1,600億円)だったものの、純利益は23.2%増の13億6,000万元を確保した。自社ブランド、納智捷汽車(ラクスジェン・モーター)の販売が中台で減少した他、子会社の裕隆日産汽車からの生産委託が減少したことが減収要因。ただ、中国事業が好調に推移したことや、中国での東風裕隆汽車の減損が前年同期を大幅に下回ったことが利益を押し上げた。
中華汽車工業(チャイナ・モーター)の上半期売上高は、前年同期比14.1%減の189億5,200万元、純利益は4.7%減の20億6,000万元だった。新車販売の減少に加え、三菱ふそうトラック・バスとの協力関係縮小が響いた。
裕隆日産汽車の上半期売上高は、前年同期比12.1%減の164億3,800万元、純利益は9.8%減の29億5,200万元だった。うち第2四半期純利益は、前期を66%上回った。東風日産汽車への投資利益が貢献した。
自動車ローン会社の裕融企業(TAC)も中国事業が追い風となり、1株当たり純利益(EPS)が4.55元と同期の過去最高を達成した。
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