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来年の国防予算、183億元増額へ


ニュース 政治 作成日:2018年8月7日_記事番号:T00078566

来年の国防予算、183億元増額へ

 蔡英文総統は6日、海軍司令部で記念碑の除幕式に出席し、改めて潜水艦の台湾生産化に対する決意を示すと共に、来年の国防予算を今年に比べ183億台湾元(約670億円)増額すると述べた。7日付聯合報が伝えた。

/date/2018/08/07/17navy_2.jpg「新海軍啓航」紀念碑の除幕。蔡総統(中右)は台湾の直面する脅威が鮮明かつ複雑化していると述べた(8日=中央社)

 蔡総統は「海軍は潜水艦戦力を必要としているが、1980年代末期の『剣龍級』潜水艦2隻を最後に外国から潜水艦を導入できなくなった後、困難を恐れ、台湾生産化は停滞していた」と指摘した上で、「困難は方法を考えて克服すべきで、萎縮して何もせず、決心も自信もないのならば、国防はない」とし、潜水艦台湾生産化は革新的な考え方で防衛力の確立を図る理念を実践するものだと強調した。

 蔡総統はまた、「われわれの決心と自信を世界の友人が見届けている。国防部と海軍は外国や産官学との協力で、研究開発と建造段階におけるボトルネックを突破しているところだ」と述べた。