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亜洲光学のGm+Pレンズ、11月に正式出荷


ニュース 電子 作成日:2018年8月8日_記事番号:T00078573

亜洲光学のGm+Pレンズ、11月に正式出荷

 光学機器受託生産大手、亜洲光学(アジア・オプティカル)の頼以仁董事長は、開発したモールドガラス非球面レンズにプラスチックレンズを組み合わせた(Gm+P)スマートフォン向け広角レンズの出荷を11月に開始すると語った。8日付工商時報が報じた。

 頼董事長はまた、顧客2社向けに開発したスマホ用潜望鏡式レンズシステムについて「将来的な出荷に高い期待が持てる」と語った。日本の研究機関と無人店舗向けレンズの共同開発を進めているとも明らかにし、ユニクロのような大型店舗での利用が見込めると述べた。さらに独自開発を進めるレーザーを使った距離測定技術「LiDAR」についても、自動運転技術の発展に伴い1~2年以内に成果が出るとの見通しを示した。

 同社の第2四半期業績は、売上高が50億6,800万台湾元(約184億円)で前期比24%増、粗利益率が19.7%で1.4ポイント上昇、純利益は2億9,200万元で216%増となった。上半期通期では売上高が91億4,200万元と前年同期比2%成長にとどまったが、純利益は3億8,400万元で70%増を記録した。