ニュース 金融 作成日:2018年8月8日_記事番号:T00078585
中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)は7日、基隆港に台湾元と米ドル、日本円、人民元の相互両替が可能な現金自動預払機(ATM)を設置したと発表した。台湾初の、外貨の引き出しと、台湾元と外貨の相互両替に対応するATMだ。基隆港を訪れるクルーズ客がターゲットだ。8日付経済日報が報じた。
港湾運営会社、台湾港務公司(TIPC)の郭添貴総経理は、基隆港では台湾銀行の窓口でクルーズ客を対象に11種類の外貨両替サービスを提供してきたが、外貨から台湾元への両替のみが可能だったと説明。また、窓口の受付時間も毎回2時間だったが、中信銀のATM設置で受付時間が12時間まで延長されると述べた。
交通部の祁文中常務次長によると、台湾からのクルーズ船利用者数は昨年延べ110万人で、このうち基隆港からの出発が95万人を占めた。
中信銀の陳佳文総経理は同日、コンビニエンスストア最大手のセブン-イレブンに設置している、指静脈認証で現金引き出し、預け入れ、振り込みが可能なATMの設置比率を年内に50%まで引き上げると表明した。中信銀は台湾全土のセブン-イレブンに合計で約5,000台のATMを設置しており、このうち1,600台が指静脈認証に対応している。
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