ニュース 金融 作成日:2018年8月8日_記事番号:T00078586
金融監督管理委員会(金管会)は7日、台湾の上海商業儲蓄銀行(上海商銀)から申請があった中国・無錫分行(地域本部に相当)の開設を認可した。台湾の銀行が無錫に拠点を開設するのは初となる。8日付工商時報が伝えた。
同行の無錫分行開設は、台湾の銀行の香港法人が金管会のいわゆる「OECDルール」に沿って、中国で拠点を開設する初のケースになる。また、金管会が今年、台湾の銀行の拠点開設を認可したのは初めてだ。
OECDルールとは、台湾の銀行が中国に拠点を開設する場合、経済協力開発機構(OECD)加盟国に拠点を開設して2年(分行開設の場合は5年)が経過していることを条件とする金管会のルール。香港はOECDに加盟していないが、上海商銀は香港法人が米国、英国に支店を開設しており、それを根拠に無錫への拠点開設を申請した。
こうした方式での認可はこれまで例がなく、台湾政府は2年間にわたり検討を進め、今年6月末にようやく申請を受理していた。
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