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中華統一促進党を捜索、中国からの資金疑惑で


ニュース 政治 作成日:2018年8月8日_記事番号:T00078591

中華統一促進党を捜索、中国からの資金疑惑で

 台北地方検察署は7日、中台統一派の政党、中華統一促進党が中国からの資金支援で組織犯罪に及んでいるとして、張安楽総裁(別名・白狼)ら6人に出頭を求め、本部と張総裁の自宅など3カ所を捜索した。8日付自由時報が伝えた。

/date/2018/08/08/17up_2.jpg検察は関連証拠13箱を押収した(7日=中央社)

 張総裁と息子の張瑋氏は体調不良を理由に出頭に応じず、9日に改めて出頭することになった。検察は政治献金法、組織犯罪防制条例違反の疑いで捜査を進める。

 検察は「事件は証拠固めの段階で、捜査員も慎重に処理している」とし、現在は証拠物を分析している段階で、容疑者逮捕の必要はないと説明した。

 張総裁は最近、中国の深圳市に滞在しており、5日に台湾に戻った。張総裁は「中国事業で利益を上げた資金を台湾で使っている。共産党の資金でも北京政府の資金でもない」と話しているという。

 政治献金法は、政党は中国の住民、法人、その他機関からの寄付を受けてはならないと規定している。