ニュース 電子 作成日:2018年8月9日_記事番号:T00078603
液晶パネル最大手、友達光電(AUO)が8日発表した7月連結売上高は258億100万台湾元(約930億円)で、前月比3.9%増、前年同月比8.5%減だった。前月比増収は、需要期に入りパネル出荷が増加し、価格も上昇したためだ。9日付工商時報が報じた。
AUOの液晶テレビ、モニター、ノートパソコンなど向け7月大型パネル出荷枚数は979万枚で前月比1.6%増加した。中小型パネル出荷枚数は1,554万枚で14.5%増加した。
群創光電(イノラックス)の7月連結売上高は前月比1.6%増、前年同月比0.8%減の251億5,000万元。大型パネル出荷枚数は1,104万枚で前月比5.5%減、中小型パネルは2,742万枚で14.4%増だった。
中華映管(CPT)の7月連結売上高は22億4,400万元で、前月比8.1%減、前年同月比21.1%減だった。大型パネル出荷枚数は約9万9,000枚で前月比10.2%増、中小型パネルは2,497万枚で1.4%増だった。
瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)の7月連結売上高は16億2,300万元で、前月比13.4%減、前年同月比23.3%減だった。大型モニター用パネルと自社ブランド製品の出荷枚数は18万1,000枚で前月比8.6%減、中小型パネル出荷枚数は4,732万枚で1.8%増だった。
中小型パネル出荷枚数が増えたのに減収だったのは、スマートフォンブランドが画面アスペクト比18:9のインフィニティディスプレイ(狭額縁設計)採用を拡大し、パネルメーカーに値下げを求めているためとみられる。
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