ニュース 電子 作成日:2018年8月9日_記事番号:T00078604
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)の林百里(バリー・ラム)董事長は8日、人工知能(AI)への投資を倍増させると表明した。9日付自由時報などが報じた。
林董事長(右)は、AI商機でも、過去30年間保ってきたハード製造の台湾の優位性を継続したいと述べた(8日=中央社)
林董事長は、AI技術は予想を数十倍上回るペースで進展しており、同社の研究開発(R&D)費用は増え続けていると説明した。
クアンタは近年、AI、サーバー事業を強化しており、今年上半期のAI、クラウド、第5世代移動通信システム(5G)の研究開発費用は30億台湾元(約110億円)を上回った。
一方、クアンタの梁次震副董事長は、来年下半期に同社が受託生産するAR(拡張現実)対応のウエアラブル(装着型)端末が発売されると明らかにした。
クアンタが8日発表した第2四半期売上高は2,082億2,700万元で前期比5.7%減、前年同期比11.5%減となった。顧客の製品の出荷遅延が響いた。純利益は35億3,500万元で前期比29.3%増、前年同期比11.1%減だった。ノートPC出荷台数は925万台だった。
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