家電大手の声宝（サンポ）が８日発表した７月連結売上高は６億500万台湾元（約22億円）で、前年同月比20.19％減少した。同社は、今年は５月に記録的な高温となり、クーラー購入が早まった上、前年７月は売れ行きが良く、クーラー売上高も前年比20％減収だったと説明した。９日付自由時報が報じた。
サンポのテレビの売上高は前年比15％減少、洗濯機は10％減少した。業界関係者は、７月１日から軍人・公務員・教員（軍公教）が年金制度改革によって受給額が削減された結果、購買意欲が低下していると指摘した。
台湾三洋電機（SANLUX）の７月連結売上高は４億4,900万元で、前年同月比18.52％減だった。
