ライド型ＶＲ（バーチャルリアリティー、仮想現実）アトラクション機器大手、智崴資訊科技（ブロージェント・テクノロジーズ）が、中国・北京市のテーマパーク「北京石景山遊楽園」に、地場企業の飛覧天下と合弁で開設したフライングシアター「飛覧中国（フライオーバー・チャイナ）」が８日にオープンした。飛覧天下の呉崢総裁は、引き続きブロージェントと協力し、今後５年内に新疆ウイグル自治区やチベット自治区を含め30カ所以上にフライオーバー・チャイナを設置したいと語った。９日付工商時報が報じた。
呉総裁は、数年前にカナダ・バンクーバーにあるフライングシアター「フライオーバー・カナダ」を体験し、中国にも同様の施設を開設したいとの思い立ったと説明。２年前にフライオーバー・カナダの設計を手掛けたのがブロージェントだと知り、そこからフライオーバー・チャイナ開設に向けた協力が始まったという。
ブロージェントの欧陽志宏グループ執行長によると、フライオーバー・チャイナは傘下の智崴全球（ブロージェント・グローバル）が映像コンテンツの製作や動線の設計を手掛けた。
