鉄骨構造エンジニアリングの世紀鋼鉄結構（センチュリー・アイロン＆スチール・インダストリアル）は８日、デンマークの海洋インフラ大手のブラット・インダストリーズと、洋上風力発電所の海底基礎構造物を生産する合弁会社「世紀ブラット水下基礎」を設立する契約を締結した。資本金は50億台湾元（約180億円）で、世紀鋼鉄結構が66.6%、ブラット側が33.4%を出資する。台北港の16ヘクタールの用地で工場建設を進めており、2019年半ばに稼働を開始する予定だ。９日付工商時報が報じた。
世紀鋼鉄結構は、ブラット・インダストリーズの製造技術を生かして台湾最高級の海底基礎構造物を生産すると表明した。
