ニュース 公益 作成日:2018年8月9日_記事番号:T00078614
独シーメンス傘下のシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)は8日、家電・機械大手の東元電機(TECO)、風力発電用部品大手の永冠能源科技(YGG)など台湾メーカーを含む企業10社と洋上風力発電での提携覚書(MOU)を締結した。9日付自由時報などが報じた。
ステーンベルク氏(左)は、2万人の雇用機会を創出すると述べた(8日=中央社)
SGRE洋上風力発電事業のアジア太平洋地域担当エグゼクティブゼネラルマネジャー、ニールス・ステーンベルク氏は、同社は上緯国際投資控股(上緯投控)などが苗栗県沖で進める洋上風力発電計画「海洋風電(フォルモサ1)」の第2期開発向けで6メガワット(MW)発電機20基、独wpdが雲林県沖で進める洋上風力発電計画「允能」向けに8MW発電機80基を受注しており、それぞれ2019年末、21年に設置が完了する予定だと説明した。
ステーンベルク氏は、台湾には▽永冠能源▽上緯▽先進複材科技(エーテック・コンポジッツ)──など、鋳造部品、モーター、電機システムなどの有力なサプライヤーが多いと指摘。SGREは21年に風力タワーと海底ユニット、23年にナセル(風力を電力に変換する装置)、ケーブル、無停電電源装置(UPS)、24年以降にブレード、電力変換システムなどでも台湾メーカーとの供給体制を構築する計画だ。
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