ニュース 政治 作成日:2018年8月9日_記事番号:T00078617
中国が明確な理由を示さないまま、児童小説「クマのプーさん」の実写版映画「プーと大人になった僕」の上映を禁じたことについて、台湾外交部は7日、ツイッターで、台湾観光のクマのキャラクター「台湾喔熊(Oh!Bear、オーベア)」の発言という形で「台湾ではクマは生まれながらにして平等だ」と皮肉った。9日付自由時報が伝えた。
問題の映画が上映禁止となったのは、プーさんが中国で習近平主席に似ていることから、しばしばネット上での政府批判にプーさんが登場しているためとされ、中国ではネット検閲の対象となっている。
外交部は「台湾は言論の自由がある民主主義国家だ。今回は軽いタッチで改めて今回の事件を世界に伝えたにすぎない」と説明した。「オーベア」のつぶやきは米CNNテレビでも報じられた。
しかし、台湾外交部は「無用の誤解を避けるため」として、8日につぶやきを削除した。「プーと大人になった僕」は3日から台湾や米国などで上映されている。
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