ニュース 社会 作成日:2018年8月9日_記事番号:T00078620
衛生福利部(衛福部)疾病管制署(疾管署)は8日、デング熱感染者が新たに台北市で1例、新北市で1例増えたと発表した。これで今年、台湾域内で確認された感染例は計12例となり、そのうち11例が台北市と新北市に集中している。疾管署は防疫を強化するため「デング熱対策小委員会」の立ち上げを発表した。9日付自由時報などが報じた。
疾管署の職員が先週、集団感染が起きた新荘区瓊林里で調査を行ったところ、ある企業でボウフラが湧いた水がたまった容器が17個も見つかり、住民の防疫意識の低さが浮き彫りになった(中央社)
新たに見つかった感染例は、台北市内湖区の20代の女性と、新北市新荘区の60代の男性。台北市の女性は7月28日に病院で診察を受け、1型のデング熱と診断された。カンボジアで感染し、台湾に戻ってから発病した可能性が高いとみられる。
新北市の男性は、7月以降に集団感染が発覚した新荘区瓊林里の菜園に毎朝通っていた。デング熱は他の感染者と同じ2型で、集団感染と関連があるとみられている。新荘区の感染例は9例目となった。
疾管署の羅一鈞副署長は、新荘区での集団感染への対応として、デング熱への感染の有無を検査できる病院・診療所を、19カ所から30カ所に拡大したと説明した。
台湾のデング熱は従来、南部で広がる傾向があったが、今年は例年と異なり北部に集中している。
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