ニュース 電子 作成日:2018年8月10日_記事番号:T00078627
CMOSイメージセンサー(CIS)メーカー、原相科技(ピクスアート・イメージング)の羅美煒財務長は9日の業績説明会で、第3四半期について、家庭用ゲーム機、ゲーミング(ゲーム用)パソコン用マウス、ウエアラブル(装着型)端末向けで前期比20~30%の出荷増が見込め、連結売上高は15~20%増えると予測を示した。10日付工商時報が報じた。
ピクスアートの第2四半期純利益は2億3,700万台湾元(約8億6,000万円)と前期比31%増えた。これについて羅財務長は、ウエアラブル端末向け出荷が倍増したことが主因で、ゲーム機や小型無人機(ドローン)向けなどの出荷も好調だったと説明した。同期は受託開発(NRE)業務の業績が計上され、粗利益率は58.1%と前期比2.4ポイント上昇した。
スマートフォンのトリプルレンズカメラ採用拡大に伴い、ソニーや米オムニビジョンのハイエンドCMOSイメージセンサーが供給不足に陥っており、ピクスアートを含む台湾メーカーに調達先が振り向けられるとの観測について羅財務長は、売上高への貢献は観察が必要だが、楽観できると語った。
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