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和大工業Q2増益、テスラ懸念を一掃


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年8月10日_記事番号:T00078633

和大工業Q2増益、テスラ懸念を一掃

 自動車部品大手の和大工業(HOTA)が9日発表した第2四半期売上高は18億300万台湾元(約65億円)と前年同期比9.75%増加し、単期として過去最高だった。純利益は3億5,800万元と4.96%増加し、同期の過去最高を更新した。和大工業が減速機(ギアボックス)を供給する米電気自動車(EV)大手、テスラの生産状況について年初から悪い観測が流れ、和大工業の出荷に影響が出ると懸念されていたが、杞憂(きゆう)となった。10日付経済日報が報じた。

 和大工業は、大埔美精密機械園区(嘉義県)工場で2大顧客向けのギアボックス、トルクコンバーター用部品を生産するスマート生産ライン7本が量産を開始したと説明。顧客の需要増で近くフル稼働になる見通しで、スマート生産ライン7本の増設に向け設備調達を進めていると明らかにした。その上で、同社は下半期および来年以降の業績見通しを楽観視していると表明した。