ニュース 機械 作成日:2018年8月10日_記事番号:T00078634
工作機械部品大手、上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)の卓永財董事長は、空気圧機器の世界最大手である日本のSMCから接触があり、提携に向けた準備を進めていると明らかにした。10日付経済日報が報じた。
卓董事長はさらに、同じく空気圧機器大手の独フェストから特殊規格のリニアガイドを受注し、来年初めに出荷する予定だと明らかにした。
卓董事長は、半導体産業向けも成果が出てきたと説明。同社の半導体用ウエハー搬送ロボットは台湾積体電路製造(TSMC)が数十台を購入した他、中国の複数のLED(発光ダイオード)メーカーも大口顧客となっており、供給が追い付かないと明かした。
米中貿易摩擦がエスカレートしていることを受け、ハイウィンの株価は9日終値が290台湾元(約1,050円)と前日より3.5元下落し、5月以降の累計下落率は40%以上となった。
卓董事長は、中国の半導体、ミドル~ハイエンド工作機械向けの受注は依然好調で、米国向けも製造業の国内回帰でミドル~ハイエンド工作機械、自動化産業向けの需要が伸びていると強調した。
ハイウィンの第2四半期連結売上高は77億8,000万元で過去最高を記録、純利益は15億6,500万元で前年同期の2.21倍に増加した。
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