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給与据え置き、平均3.47年


ニュース その他分野 作成日:2018年8月10日_記事番号:T00078641

給与据え置き、平均3.47年

 大手求人求職情報サイト、1111人力銀行が9日発表したアンケート調査によると、サラリーパーソンの給与が上がっていない期間は平均3.47年間だった。4年以上給与が変わらないサラリーパーソンの割合は36%に上った。10日付工商時報が報じた。

 業界別の給与据え置き期間は建設・不動産業の3.56年が最長で、これに従来型製造業の3.49年、貿易流通業の3.44年が続いた。一方、給与据え置き期間が最も短かったのは金融業で1.7年、続いてIT(情報技術)業の2.43年、医療業の3.01年の順だった。

 サラリーパーソンの40%は「会社側に昇給を要求する勇気がない」と回答した。

 1111人力銀行の何啓聖副総経理は、企業の42%は定期昇給制度がないと説明。また、今回の調査で回答のあったサラリーパーソンの平均勤続年数は11.12年だが、平均月給は3万6,157台湾元(約13万円)と、行政院主計総処が先日発表した数字(5月経常性給与4万874元)よりも明らかに低かったと指摘した。

 調査は7月25~8月8日に行われ、1,148件の回答があった。