ニュース 政治 作成日:2018年8月10日_記事番号:T00078643
11月の台北市長選挙で再選を狙う柯文哲市長は9日、李登輝元総統への元にあいさつに出向いた。両者の会談の列席者によると、李元総統は柯市長に対し「あなたが再選を目指すことに問題はない」と述べた上で、「言うべきことを言い、言うべきでないことは言うな」と注文を付けた。民進党陣営との決裂要因となった「両岸一家親(中台は一つの家族)」ような、市長職と関係のない話はすべきでないとの指摘だという。10日付自由時報が報じた。
李元総統は、柯市長は人気が高く、市政が支持されていると述べつつ、「選挙ではなく、市政運営についてより多く考えてほしい。市政をうまくやってこそ市民の支持を得られる」と柯市長に語った。
柯市長は8日、台北市議会で次期総統選への出馬意欲を問われ、「もし2020年の総統選に出馬するならば意外だ」と答弁し、臆測を呼んだ。李元総統は「多くの若者が総統選出馬を求めていると聞いたが」とからかうと、柯市長は「出馬したいということはない」と笑って応じた。
なお、民進党の台北市長選公認候補である姚文智氏は「柯氏は台北市長に再選できるか否かに関係なく、必ず総統選に立候補する」との見方を示している。
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