ニュース その他製造 作成日:2008年6月3日_記事番号:T00007865
台湾唯一のワクチンメーカー、国光生技(アディミューン)は、インフルエンザワクチン工場の建設推進のために12億台湾元(約41億4,000万円)の増資を決定しており、9月末までに資金を取得できるとしている。3日付経済日報が報じた。
インフルエンザワクチン工場は年産3,000万本規模で、既に7億元を投じて着工している。しかし重要な生産設備のためにさらに22億元の投資が必要で、このうちの12億元を増資で賄い、増資分のうち10億元はシンジケートローンによって取得する方針だ。
国光生技は日本の北里研究所よりワクチンのパッケージング技術の提供を受けており、台湾の年間350万本のインフルエンザワクチン需要の35%を賄っている。昨年上半期に蘭クルーセル社と提携し、クルーセルのスイス子会社であるベルナ社を通じて2010年までにインフルエンザワクチンの製造技術のライセンスを受け、製品の販売を始める予定だ。
同社の昨年の売上高は2億5,000万元で、新工場完成後は年間2,000万本のインフルエンザワクチンを輸出する予定。
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