ニュース 電子 作成日:2018年8月13日_記事番号:T00078653
鴻海精密工業傘下で、携帯電話の受託生産を手掛ける香港上場の富智康集団(FIHモバイル)の10日発表によると、上半期売上高は65億6,300万米ドルで前年同期比50%増加したものの、損失額は3億4,800万米ドルと77.6%拡大した。粗利益率の低下、IIDM(統合、イノベーション、設計、製造)業務向け支出の増加、為替差損の拡大などが要因だ。11日付経済日報が報じた。
FIHモバイルの業績報告書によると、上半期粗利益率はマイナス0.53%(前年同期はプラス2.6%)。ノキアブランドのスマートフォンの大量生産が影響したとみられる。
今年通年の見通しについてFIHモバイルは、スマホ市場ではハイエンド製品が低迷し、高規格かつリーズナブルな価格のミドルエンドスマホが主流になると予測。一方でインドにおける生産業務が安定的に成長し、増収につながるとの見方を示した。
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