ニュース 電子 作成日:2018年8月13日_記事番号:T00078654
華碩電脳(ASUS)が10日発表した第2四半期純利益は13億3,200万台湾元(約47億7,000万円)で前期比44%減、前年同期比34%減だった。和碩聯合科技(ペガトロン)を分社化した2010年以降で最低だった。米中貿易戦争の影響で人民元とユーロが対米ドルで6%下落、ルーブルが9%下落し、14億700万元の為替差損を計上したためだ。11日付経済日報が報じた。
ASUSの沈振来(ジェリー・シェン)執行長は、部品調達価格や製品のオファー価格を調整することで、為替変動による影響を緩和すると述べた。
沈執行長はさらに、エヌビディアのグラフィックスプロセッサー(GPU)新製品の発売が予想より遅れている他、インテルの中央処理装置(CPU)新製品も発売直後で深刻な品切れ状態で、ASUSの第3四半期業績に打撃を与えると予想。また、欧州パソコン市場では、HP、聯想集団(レノボ)などの競合がEMEA(欧州、中東、アフリカ)市場を強化しており、競争圧力が高まっていると説明した。
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