ニュース 家電 作成日:2018年8月13日_記事番号:T00078655
液晶テレビ受託生産大手、瑞軒科技(アムトラン・テクノロジー)は、ベトナムで子会社を設立し、工場を設置すると発表した。同社は、米中貿易摩擦が激化しており、リスク分散のため中国以外で生産拠点を増やすと説明した。13日付工商時報などが報じた。
投資額は計1,600万米ドル。新工場の設置場所や生産能力、量産開始時期など詳細は未定だ。
第2四半期連結売上高は33億8,200万台湾元(約121億円)で、前期比31.64%増加した。営業損失が8,500万元と赤字だった一方、為替差益や利息収入などで営業外収益は1億7,000万元に上り、純利益は5,761万元で、81.56%増加した。
同社は、上半期は非需要期で出荷台数が少なく、液晶パネル価格下落でコストは改善したものの、本業は赤字だったと説明した。上半期のテレビ出荷台数は約150万台だった。米国ブランドのビジオ向けの出荷は減少したが、中国の小米集団(シャオミ)向けのテレビ出荷は成長した。同社は、シャオミの50、55、65インチなど大型テレビの全サイズを受託生産している。
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