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CSCの7月売上高、過去最高に


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年8月13日_記事番号:T00078656

CSCの7月売上高、過去最高に

 鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)が10日発表した7月連結売上高は350億1,500万台湾元(約1,250億円)で前月比4.9%増、前年同月比23%増となり、過去最高を記録した。鉄鋼製品出荷量は前月比で減少したが、第3四半期の台湾域内向けオファー価格を1トン当たり平均426元(1.9%)引き上げたことが貢献した。11日付経済日報が報じた。

 CSCの7月出荷量は90万6,000トンで前月比3万3,000トン減、傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)は34万2,000トンで1万8,000トン増、中鴻鋼鉄は19万7,000トンで1万4,000トン減だった。

 CSCが同日発表した第2四半期純利益は65億6,000万元と前年同期比93.9%増加し、過去7四半期で最高となった。

 CSCは同日、2号高炉と熱延帯鋼第1工場の設備更新に計68億3,000万元を投じることを董事会で決定した。

 2号高炉の現有設備は2006年1月の稼働から12年以上が経過している。粗鋼年産能力は250万トン。20年10月に停止し、21年1月に再稼働する計画だ。投資額は63億6,900万元。

 熱延帯鋼第1工場は1982年2月の稼働から36年以上が経過している。