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腐敗した卵で卵液生産、桃園市の業者摘発


ニュース 食品 作成日:2018年8月13日_記事番号:T00078659

腐敗した卵で卵液生産、桃園市の業者摘発

 鶏卵を卵液に加工している桃園市の食品業者、元山蛋品行が品質に問題がある鶏卵を原料の一部に使用し、桃園市などのパン・ケーキ店などに販売していたとして摘発された。13日付自由時報が伝えた。

/date/2018/08/13/07egg_2.jpg元山蛋品行の鶏卵を押収する桃園市衛生局の職員ら。同社は販売店から期限切れの鶏卵や、養鶏場から問題の生じた鶏卵を仕入れていた(12日=中央社)

 桃園地方検察署は11日、同社工場2カ所を捜索し、腐敗したりカビが生えたりした鶏卵を発見。卵液2万6,821キログラムを押収するとともに、操業停止を命じた。元山蛋品行は桃園市をはじめ4県市の仕出し業者、パン・ケーキ店などに卵液を納入していた。

 元山蛋品行は2016年から品質に問題がある鶏卵を大量に買い取り、卵液を生産し、2年間で700万台湾元(約2,500万円)近くの不当利得を上げていたと推定される。