ニュース 公益 作成日:2018年8月13日_記事番号:T00078666
台湾最大の水力発電所、台湾電力(台電、TPC)の大甲渓発電所(台中市和平区)では今年3月、設備容量0.3メガワット(MW)の水上太陽光発電システムを設置し、発電と送電を開始。これにより同発電所は水力、太陽光と2種類のグリーンエネルギーを併用する台湾初の発電所となった。TPCの楊偉甫董事長は10日、水道事業者、台湾自来水(台水)と協力し、台水が管理するダムのうち8カ所に設備容量計11.5MW分のフロート式太陽光発電システムを導入する計画を明らかにした。11日付経済日報が報じた。
大甲渓発電所の水力による年間発電量は23億キロワット時(kWh)と、台湾全土の水力発電の40%以上を占める。さらに今回、馬鞍地区の発電施設近くの貯水池に、新たに水上太陽光発電システムを設置した。設置面積は3,000平方メートル、設置コストは2,400万台湾元(約8,600万円)、年間発電量は38万kWhを見込む。
TPCによると、水上太陽光発電は、水上に設置することで、発電装置の過熱が抑制され、発電効率を向上させることができるほか、水力発電所にとって、貯水池の水の蒸発や藻類の繁殖を防ぐ効果があると説明した。
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