ニュース 政治 作成日:2018年8月13日_記事番号:T00078668
蔡英文総統は12日、中南米の友好国、パラグアイとベリーズを歴訪するため、桃園国際空港を出発した。蔡総統の外遊は就任以来5回目で、中国が国際社会で台湾を孤立化させようと圧力を強める中、台湾の存在感をアピールする。13日付聯合報が報じた。
蔡総統(右)は米国時間12日にロサンゼルスに到着。早速、華僑文教服務中心を訪問して現地の台湾出身者や米国の若者と交流した(13日=中央社)
蔡総統は今回、往路と復路で米国にトランジットのため滞在する。米国が今年3月に米台間の高官相互訪問を奨励する「台湾旅行法」を施行してから初の総統による滞在となる今回、蔡総統は僑務委員会(僑委会)がロサンゼルスに設置している華僑文教服務中心、およびロナルド・レーガン記念図書館を訪問する。これは中華民国元首として初めての、台湾の駐米機関と米国の連邦機関への訪問となり、米台関係の深化に寄与するとみられる。また、従来のトランジット滞在時にメディアに求めていた取材制限も解除する。
なお、蔡総統の米国滞在に当たって、多くの米国会議員が米国議会への訪問と演説を求めたが、中国を過度に刺激することは好ましくないとの判断から、首都ワシントン、ニューヨークなどの米国東部の都市訪問は見送ることにしたという。
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