ニュース 電子 作成日:2018年8月14日_記事番号:T00078674
NAND型フラッシュメモリー用コントローラーIC設計大手、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)の第2四半期連結売上高は103億2,900万台湾元(約370億円)で前期比11.1%増、純利益は11億3,000万元で28%増だった。NANDフラッシュ価格下落が、需要を刺激したことが好調の要因だ。製品構成改善によって粗利益率は22.5%まで3ポイント上昇した。14日付経済日報が報じた。
ファイソンは、第2四半期コントローラーICの出荷量が前期比15%増加した。特にeMMC(埋め込み型マルチメディアカード)向け製品が、アンドロイドOS(基本ソフト)のスマートフォン大手ブランドに採用されたことで、25%出荷増となった。
第3四半期の見通しについてファイソンの潘健成董事長は13日、需要期に入り、スマホ、パソコン、ノートPCいずれも需要が高まっており、主要eMMC顧客からの受注、出荷が大幅に成長すると予測した。特に3次元(3D)NANDフラッシュに対応した高単価のeMMC向けコントローラーICの受注比率が高まり、第3四半期業績を押し上げるとの見方を示した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722