ニュース 電子 作成日:2018年8月14日_記事番号:T00078675
鴻海精密工業が13日発表した第2四半期純利益は174億9,000万台湾元(約630億円)で前期比27.4%減、前年同期比2.2%減、四半期として過去5年で最低を記録した。市場では、▽受動部品などの供給不足による値上がり▽米アップルのスマートフォン「iPhone」新製品の生産初期コスト──などが影響したとみられている。14日付経済日報が報じた。
第2四半期の粗利益率は5.63%で前年同期比1.18ポイント下落、営業利益率は1.47%で1.24ポイント下落、純利益率は1.62%で0.32ポイント下落と3項目いずれも下落した。
証券会社は、鴻海の業績はiPhone新製品がけん引する形で第3四半期から改善し、第4四半期にピークに達すると予想した。
6月に上海A株上場を果たした鴻海傘下の産業向けIoT(モノのインターネット)事業子会社、富士康工業互聯網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット、FII)が同日発表した上半期売上高は1,589億9,400万人民元(約2兆5,600億円)で前年同期比16.29%増加、純利益は54億4,400万人民元で2.24%増加した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722