ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2018年8月14日_記事番号:T00078677
ステンレス大手、大成不銹鋼工業が13日発表した上半期純利益は30億6,600万台湾元(約110億円)で、前年同期の5倍に増加し、同期の過去最高となった。証券会社は、米国が鉄鋼・アルミニウム製品への輸入関税を引き上げた後、米国の製品価格が上昇したことを理由に挙げた。14日付工商時報が報じた。
大成鋼の上半期売上高は433億6,700万元で、前年同期比49.32%増だった。
第2四半期売上高は216億4,000万元で、前年同期比37.47%増だった。純利益は17億6,400万元で、前期比35.48%増、前年同期の4.58倍に増加した。
証券会社によると、大成鋼の米国向けの単月出荷量は現在4万トン以上と昨年を上回っている。中国メーカーの製品は反ダンピング(AD)措置によって米国市場の開拓が困難になっており、その分、大成鋼にとって有利な状況だ。
また、米国ではアルミ鋼板・コイル、ステンレス製品の供給不足が続いている上、製品価格も高いため、大成鋼の第3四半期業績は引き続き成長するとの見方を示した。
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