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CATV年間料金1500元も、台北市で競争激化


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年8月14日_記事番号:T00078683

CATV年間料金1500元も、台北市で競争激化

 年代電視(ERA)グループの練台生董事長が出資するケーブルテレビ(CATV)業者で、台北市でサービスを展開する北都数位有線電視(タイペイネット)が利用料金の大幅な引き下げを実施したことを受け、同業の凱擘(kbro)と中嘉網路(チャイナ・ネットワーク・システムズ、CNS)も同市内で対抗値下げを実施する構えを見せており、価格競争が激化する見通しとなっている。14日付工商時報が報じた。

 タイペイネットはこのほど、年間利用料金を1,500台湾元(約5,400円)に抑え、かつ6カ月間の無料期間を設定するプランの提供を開始。18カ月間は1カ月83元で視聴できることになる。さらに一部のコミュニティー向けには8カ月の無料期間を設定しており、1カ月75元と業界でも近年まれにみる大幅値下げを実施している。

 これに対しkbroは、一部エリアに対し6カ月の利用料金を前払いした場合、数カ月の無料視聴を提供する方針とされるほか、CNSも営業員に対し、年額1,500元での利用者獲得を認めたとの観測が出ている。

 タイペイネットは近年、台北市内でのサービス提供エリアを積極的に拡大。低価格戦略でkbroとCNSから4万件を超えるユーザーを奪取したとされる。