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廃プラスチック・紙ごみ、環保署が輸入制限


ニュース その他分野 作成日:2018年8月14日_記事番号:T00078687

廃プラスチック・紙ごみ、環保署が輸入制限

 中国が昨年末、生活ごみを含む廃プラスチック、未分別の古紙などの固形廃棄物の輸入を禁止したことで、台湾への廃プラスチック、古紙の輸入が急増している。これを受けて行政院環境保護署(環保署)は13日、輸入可能な廃プラスチック、古紙の材質を制限するとともに、合法的に登記された工場にしか輸入を認めない方針を打ち出した。14日付自由時報が伝えた。

 産業用途の廃プラスチック、古紙の輸入はこれまで廃棄物輸入許可が不要だった。しかし、中国の輸入禁止措置の影響で、今年上半期の廃プラスチック輸入量は前年同期の2.5倍に達した。

 環保署は熱可塑性の廃プラスチックの輸入をプラスチック加工時に生じた剰余物や不良品で、単一の材質、形態であるものに限定し、医療廃棄物は対象に含めないとした。古紙の輸入については、未漂白のクラフト紙や段ボールなどに限定する。