ニュース 社会 作成日:2018年8月14日_記事番号:T00078692
台湾で初めての従軍慰安婦像がきょう14日午前、台南市の中心部に設置された。自由時報など台湾各紙が14日、産経新聞の報道を引用する形で報じた。
台北市の日本台湾交流協会前では、女性団体が慰安婦問題で日本への抗議活動を行った(14日=中央社)
慰安婦像を設置したのは「台南市慰安婦人権平等促進協会」という団体とされる。設置場所は国民党台南市支部の敷地内。同支部は日本統治時代のハヤシ百貨店を改装した「林百貨(HAYASHI)」の近くで、日本人観光客も多い場所だ。慰安婦像の除幕式は、在任中に従軍慰安婦問題に力を入れた馬英九前総統が出席した。
慰安婦像の説明文は中国語、英語、日本語、韓国語の4カ国語で、1937年に旧日本軍が南京を攻略した後、30万人が虐殺、強姦(ごうかん)に遭い、慰安婦の人数は20万~40万人、国連人権委員会が性奴隷と認定したなどと記述されるという。
台湾で長年、元慰安婦の救済活動に当たってきた台北市婦女救援基金会は、「台南市慰安婦人権平等促進協会」という団体は知らず、連絡もないと説明した。台北市婦女救援基金会はかつて慰安婦像設置を検討したこともあったが、台湾では民意に受け入れられないとして断念した経緯がある。
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