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イノラックス、Q2赤字転落【表】


ニュース 電子 作成日:2018年8月15日_記事番号:T00078702

イノラックス、Q2赤字転落【表】

 液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)が14日発表した第2四半期純損益はマイナス19億3,300万台湾元(約70億円)と、2016年第2四半期以来の赤字だった。内部留保課税27億元の計上が主因で、本業は黒字だった。15日付工商時報などが報じた。

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 第2四半期連結売上高は664億6,200万元で前期比0.5%減。パネル価格の大幅下落で、粗利益率は8.8%と4.8ポイント下落した。営業利益は6億4,700万元で83.1%減少した。

 製品別の売上高は、▽テレビ向け、41%▽携帯電話・法人用製品向け、28%▽ノートパソコン向け、18%▽デスクトップPC向け、13%──だった。パネル出荷面積は768万平方メートルと、前期比17.38%増加した。平均販売価格は1平方メートル当たり292米ドルだった。

 同社は、需要期に入り、第3四半期の大型・中小型パネル価格がいずれも最大3%上昇すると予測した。大型パネル出荷量は前期比1~3%増加するものの、中小型パネル出荷量は最大3%減少すると予測した。