ニュース 電子 作成日:2018年8月15日_記事番号:T00078704
9月発売が見込まれる米アップルのスマートフォン「iPhone」新製品のうち、有機EL(OLED)ディスプレイ搭載機種について、組み立てを手掛ける鴻海精密工業が8月最後の週に第1弾の出荷を開始するとの予測が証券会社より示された。15日付自由時報が報じた。
アップルは5.8インチと6.5インチの有機ELディスプレイ搭載機種、および6.1インチの液晶ディスプレイ(LCD)搭載機種を発売するとみられている。鴻海は5.8インチの有機ELディスプレイ搭載機種の全て、6.5インチ搭載機種の80~90%、LCD搭載機種の30%を受注したとされる。
証券会社は、鴻海は昨年から有機ELディスプレイ搭載の「iPhoneX(テン)」の組み立てを手掛けているため、新製品の有機ELディスプレイ搭載機種の良品率は高く、第1弾を順調に出荷できると予想。iPhone新製品の売れ行きが良ければ鴻海の設備稼働率が高まり、下半期の粗利益率と営業利益率が向上すると指摘した。
鴻海の第2四半期の粗利益率、営業利益率、純利益率はいずれも前年同期比で下落していた。
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は、iPhone新3機種の今年の生産台数は8,300万~8,800万台と予想している。
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