ニュース その他分野 作成日:2018年8月15日_記事番号:T00078715
上場・店頭公開企業の第2四半期純利益は、合計で前年同期比20.9%増、前期比6.6%増の5,758億3,500万台湾元(約2兆1,000億円)となり、四半期ベースで過去3位、同期としては過去最高だった。15日付工商時報が伝えた。
これにより、上半期の上場企業の純利益は合計で1兆1,100億元となり、過去最高を記録した。金融機関が資産売却益を計上したことや国際会計基準第9号(IFRS9)の適用も一因だ。
企業別では、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)が第2四半期純利益252億2,000万元で鴻海精密工業を抜き2位に浮上。6位までに台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が全て入った。原油価格が高値圏で推移し、台塑グループ企業が生産する石油製品の価格が強含んだことが背景とみられる。
不動のトップは台湾積体電路製造(TSMC)で前年同期比9.1%増の722億9,000万元だった。
1株当たり純利益(EPS)が過去最高を記録した上場企業は89社に達した。
上場企業の中国事業による収益は前期比28%増の609億元だった。企業別では鴻海精密工業と聯華電子(UMC)がそれぞれ45億元、20億元の損失を計上した。
市場関係者は、第3四半期は米アップルのスマートフォン「iPhone」の新機種販売がピークを迎えるため、電子メーカーの業績が好調に推移するとみている。
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