ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

エイサーも低価格ノート発表、通年出荷目標700万台


ニュース 電子 作成日:2008年6月3日_記事番号:T00007873

エイサーも低価格ノート発表、通年出荷目標700万台

 
 宏碁(エイサー)は3日、同社初の低価格ノート型パソコン(ノートPC)、「Aspire One」を発表した。低価格ノートPC出荷台数では通年で500万~700万台を目指すと、王振堂同社董事長は2日に意気込みを語っている。3日付蘋果日報などが報じた。

 蘋果日報によると、「Aspire One」のディスプレイは8.9インチ、インテルの低消費電力プロセッサー、「Atom」を搭載しており、販売価格は1万5,000~1万8,000台湾元(約5万2,000~6万2,000円)。王同社董事長によると、受注は順調に増えており、出荷台数増の鍵となるのは部品の供給だという。

 王同社董事長は、市場調査機関IDCがノートPCの統計に10インチ型以下の簡易パソコンも含めると決めたことを受け、「当社が2011年にノートPCで世界首位となるという目標が、前倒しで実現する可能性がある」とコメントした。また、低価格ノートPC市場を好感しており、ノートPC全体の15~20%を占めるという業界予測をさらに5ポイント上回るという予想を示した。

 いわゆる「低価格PC」にはついては、「小型機種にあらゆる機能が搭載され、価格が低いとは限らない機種」と、「機能はほどほどで、利用者が増えるほどコストも下がる機種」の2タイプがあるとの見方も示した。