ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年8月16日_記事番号:T00078734
トヨタ台湾総代理店、和泰汽車は今年の賃上げ幅を平均2.6%に決定した。台湾生産車は低価格の輸入車との競争激化など厳しい状況だが、賃上げで従業員の士気を高める。16日付工商時報が報じた。
和泰汽車は7月1日にさかのぼって賃上げを実施する。賃上げ幅は3年連続で業界平均を上回った。同社は、昨年の利益は過去最高だった2016年をやや下回ったものの、高水準だったと説明した。昨年の賃上げ幅は平均2.7%だった。
裕隆集団の賃上げは未定。同社関係者は、業績や景気などの条件が基準を満たしていないが、従業員を鼓舞するため、賃上げする可能性があると話した。昨年の賃上げ幅は平均2%だった。
一方、ホンダ台湾は平均1~5%賃上げする。賃上げ幅は業界最高。同社は、今年上半期の新車販売台数が前年同期比34.8%増の2万台余りで、同期の過去最高を記録した。
韓国・現代自動車の総代理店、三陽工業(SYM)の賃上げ幅は平均2%。同社は昨年、董事長が交代し、黒字転換を果たした。
自動車業界は今月11日から設備メンテナンスのため夏季休暇に入った。例年は1週間だが、多くのメーカーが減産のため2週間に延長しており、1カ月生産を停止しているメーカーもあるという。
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