ニュース 食品 作成日:2018年8月16日_記事番号:T00078736
衛生福利部(衛福部)食品薬物管理署(TFDA)が6月から7月にかけ、各自治体の衛生局と共同で卵液メーカー37社を調査した際に、元山蛋品行(桃園市)はサルモネラ菌の検出などの問題しか発覚しなかった。その後8月に、品質に問題がある鶏卵で卵液を生産していたとして、桃園地方検察署に摘発された。同社は検査を免れるため、休日に不正な生産を行っていたからだ。TFDAは今後、抜き打ち、休日、夜間の検査を強化していく構えだ。16日付蘋果日報などが伝えた。
元山蛋品行のサルモネラ菌が検出された卵液37キログラムは既に消費者の口に入ったもようだ(15日=中央社)
TFDAは6~7月の調査で、期限切れの卵液75キログラムを在庫として保管していた立群農産品(桃園市)に罰金6万台湾元(約21万6,000円)の処分を下した他、卵液からサルモネラ菌が検出された8件に合計で84万元の罰金を科した。
調査は今年1月、業界2位の鶏卵流通業者、萇記泰安がカビが生えたり、虫がわいたりした鶏卵を回収後、菓子メーカーに転売していたことが発覚したことを受けたものだ。
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