ニュース 金融 作成日:2018年8月16日_記事番号:T00078743
金融監督管理委員会(金管会)は、米中貿易戦争、トルコリラ暴落、住宅ローン返済猶予期間の相次ぐ満了など内外の情勢変化を受け、銀行に対する大規模なストレステストを実施する方針を固めた。一定の経済成長率、住宅価格、失業率、金利、海外情勢などを考慮し、財務体質が弱いと判断された銀行には増資を要求する。
金管会が銀行の大規模ストレステストを実施するのは2016年4月以来初めてだ。
顧立雄主任委員は「住宅ローンの延滞が多い銀行にはストレステストを強化する。もし合格できなければ、貸倒引当金の計上を求めることになる」と説明した。今年3月時点での数値では、板信商業銀行、華泰商業銀行、高雄商業銀行で延滞比率が1%を超えている。このほか、建設業界への融資リスク、海外融資、海外投資とそれに関連する信用リスクもチェックポイントに含める。
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