ニュース 電子 作成日:2018年8月17日_記事番号:T00078749
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢(シグマインテル)はこのほど、今年下半期よりディスプレイ内蔵型の指紋認証ICを搭載したスマートフォン新機種の発売が相次ぐ見通しとして、同ICの今年の出荷予測を4,200万個に上方修正し、来年は1億個を突破すると予測した。特に超音波式の指紋認証ICは好調が予想され、同技術の開発でクアルコムと提携する鴻海精密工業傘下のタッチパネルメーカー、業成控股(ゼネラル・インターフェース・ソリューション、GIS)の第4四半期以降の業績が期待される。17日付工商時報が報じた。
シグマインテルによると、ディスプレイ内蔵型指紋認証ICは、維沃移動通信(vivo)、小米集団(シャオミ)、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)といった中国の大手スマホブランドが年内に発売する新機種に搭載されるほか、サムスン電子も来年発売する「ギャラクシーS10」「ギャラクシーAシリーズ」「ギャラクシーノート」の新機種に採用すると見込まれている。
うちサムスンはクアルコムの超音波式ソリューションを採用すると観測されており、これにより長年にわたりクアルコムと提携関係にあるGISも大きな恩恵を受けると予想されている。
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