ニュース 電子 作成日:2018年8月17日_記事番号:T00078750
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)傘下のDRAMエクスチェンジは、第4四半期からDRAM価格が下落する可能性が高まっているとの見方を示した。供給は増えているが需要があまり回復していないためだ。17日付工商時報が報じた。
DRAMエクスチェンジは、DRAM価格の先行指標とされるパソコン用DRAMの第3四半期価格は前期比1~2%しか上昇せず、第4四半期は良くて横ばいで、下落する可能性があると指摘した。第4四半期はPCのOEM(相手先ブランドによる生産)向けの需要期だが、OEMのDRAM在庫は年初よりも増えている他、業界ではDRAM価格は来年下落するとの認識でほぼ一致しており、在庫補充を急ぐことはないと予想されている。
DRAMエクスチェンジは、DRAM各社が10ナノメートル台の製造プロセスによる生産を進めている他、SKハイニックスが中国江蘇省の無錫新工場の稼働を開始する見通しで、来年はDRAM供給増加分がビット数ベースで需要増加分を上回り、DRAM価格が15~25%下落すると予想している。
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