産業用コンピューター（ＩＰＣ）最大手、研華科技（アドバンテック）は16日、工作機械大手の永進機械工業（ＹＣＭ）と合弁で、産業用モノのインターネット（ＩＩｏＴ）のシステム統合サービスを手掛ける「永研智造」を設立すると発表した。中華圏の金属加工業者や自動化設備部品メーカーに▽加工モニタリング▽稼働率管理▽品質管理──などに関するスマート製造（スマートマニュファクチャリング）ソリューションを提供する。17日付経済日報が報じた。
永研智造の当初資本金は約1,000万台湾元（約3,600万円）。戦略的パートナーも引き入れる計画だ。
アドバンテックの劉克振董事長は、ＩｏＴ事業の強化に向け、今後３年以内に各分野で10社以上の合弁会社を設立すると明らかにした。
