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中国が半導体人材獲得強化、台湾企業は引き抜き対策


ニュース 電子 作成日:2018年8月20日_記事番号:T00078780

中国が半導体人材獲得強化、台湾企業は引き抜き対策

 中国電子信息産業発展研究院(CCID)は中国半導体産業の人材に関する白書「中国集成電路産業人材白皮書(2017-2018)」の中で、中国の半導体産業は2020年時点で約72万人の人材が必要となるが、産業従事者は現在約40万人で、32万人もの開きがあり、海外からの人材獲得を強化するよう提言した。中国は今後、台湾からの人材引き抜きを強化すると予想されており、台湾企業は人材引き留め策の強化を迫られそうだ。20日付経済日報が報じた。

 ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、同社は従業員に手厚い福利厚生や最先端の技術を学べる環境を提供しており、優秀な人材の入社が続いていると強調した。

 一方、DRAM大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)は、優秀な従業員の昇給やストックオプションの付与、四半期ごとのボーナス支給によって人材を引き留めている。