ニュース その他製造 作成日:2018年8月20日_記事番号:T00078790
経済部統計処が17日発表した第2四半期の製造業生産額は3兆4,845億台湾元(約12兆5,000億円)で、前年同期比9.05%増加し、7四半期連続のプラス成長となった。王淑娟副処長は、国際原料価格の上昇の恩恵を受け、従来型産業の成長が顕著だったと述べた。18日付工商時報が報じた。
電子部品業の第2四半期生産額は9,224億元で、前年同期比5.96%増加した。このうち、半導体業は3,604億元で18.42%増と、同期としての過去最高を記録した。統計処は、新興技術への応用拡大や、DRAM価格の上昇などを要因に挙げた。液晶パネルと部品業は2,128億元、8.44%減だった。
石油・石炭製品業の第2四半期生産額は2,404億元で前年同期比33.28%増、化学材料業は5,007億元で18.36%増加した。国際原油価格の上昇の恩恵を受け、いずれも2桁成長だった。ベースメタル業は3,849億元で15.62%増だった。鉄鋼価格が依然高水準であること、前年同期に一部生産ラインが点検・修理を行ったことが主因だ。機械設備業は1,873億元で11.54%増だった。
一方、自動車および部品業は959億元で前年同期比1.87%減、パソコン・電子製品・光学製品業は1,538億元で1.09%減だった。
王副処長は下半期について、従来型産業は依然好調が見込まれる他、スマートフォンの新機種発表などで、電子部品業が需要期に入ると指摘した。製造業生産額は引き続き成長すると予測した。
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